出展:株式会社矢野経済検収書 2015/10/29
リタイアゴルファーへのアンケート調査結果2015
日本国内在住の15歳~69歳の男女15,762人を対象に
「あなたはゴルフ(ゴルフ場・屋内/屋外練習場・ゴルフスクールでのゴルフ経験)をしたことがありますか」
と尋ねたところ、「ある」と回答したのは46%の約半数の人がゴルフ経験を持っていました。
出展:株式会社矢野経済検収書 2015/10/29
リタイアゴルファーへのアンケート調査結果2015より
しかし、今後ゴルフを続けるかどうか?という質問に対して、
「続けるつもりはない」51.4%という、約半数の方々が続ける意思のない結果となっています。
つまり、新たに始めるスポーツとしてゴルフは人気が高い一方で、ゴルフをしたことのある方の51.4%もの人が「ゴルフを続けるつもりはない」との回答です。
この背景に「ゴルフに魅力や楽しさを感じていない」推測ができます。
男女差の環境の変化はあると考えますが、ゴルフを継続できる環境を整備することが大切です。
ゴルフは感性を必要とするスポーツの1つです。
その"感性"を育むことによって何通りものゴルフの上達の仕方や楽しみ方があると考えています。
こんな経験はないですか?
そんなに細かく教えてもらいたいとは思っていないのにどんどん言われ、聞けば聞くほどうまく打てなくなった・・・。
ゴルフ経験3年未満でゴルフを継続しない
「早期リタイアゴルファー」は日本全国で約420万人になると推計されます。
様々の要因が考えられる中で1つ、先輩ゴルファーが技術・ルール・マナー等伝える際に知らず知らず問題が生じている場合があります。
「一緒にラウンドをして楽しかった」
「教えてもらって謎が解けた」
「一緒にプレーしたら益々ゴルフがおもしろくなった」
先輩が「指導する」と考えるとこういう結果に繫がればよいのですが・・・。
それは実はかなりハードルが高い事だとお伝えしなければなりません。なぜなら相手によって指導方法を工夫しなければならないからです。
自分が上手くなった方法だけや考え方だけを押し付けてしまうと不具合が生じる場合が多々あります。
そう考えますとコーチングは様々な指導方法や豊富な指導経験がものを言います。
「感育」は"感性"を"育む"ことを総した造語です。
こんな経験はないですか?
あまり上手ではないなりにボールがどうなるか楽しんでいたような…、
ところが「ボールをちゃんと見て!」
と言われるようになった辺りからゲーム感、
いわゆる ”感性” を失い、それと共に何が楽しいのかよく分からなくなってきた…。
どうでしょうか? 思い当る節はありませんか?
ゴルフと寄り添う人生(ゴルフライフ)を好んで継続して頂ける様考えますと、「練習をする」という時間と
「コースラウンドをする」という時間、
どちらの時間も幸福感に繫がるよう双方の求める意味合いを整理し、
ゴルフ業界全体で考えなければならないと思っています。